【働き方】会社勤めをしていて感じる違和感とそれをおかしいと感じていない社畜
こんばんはトラ(@ToRa_write) です。
現在会社勤めで「人事・労務」の仕事をしているのですが
そこで働いていて感じる違和感について書いていこうと思います。
僕とおなじぐらいの年代の方になら、共感いただける内容だと思います。
1.締め切り間際にならないと頑張らない
これまで様々な職場で仕事をしてきたが、大抵の会社はこのスタンスで仕事をしていることが多い。
現在の仕事の場合、労務管理では給与計算の関係から、月末と月初が忙しくなる。
そのため、深夜までの計算作業や確認作業に追われてしまう。
(ちなみに対象者は約300人ほどいる)
そのため、忙しくなるのはわかるのだが
如何せん、繁忙前の下準備ができていない企業が多い。
例えば、『月末に使う資料を事前に準備していない』『自分の仕事ではない、余計な仕事を月末に入れている』『その他スケジュール調整ができていない』
挙げればきりがないが、おおよその場合はこんなところだろうか。
私が思うに、普段から下準備ができていれば、繁忙期に焦ることもなく
仕事自体も早く終わる。
たったそれだけのこと。
それができない企業や社員が多すぎる。
2.そもそも新人に教える環境がない
これもよくある最悪な企業の典型的なパターンのひとつだ。
求人誌などには、『アットホームな雰囲気です』 『親切に指導します』と書いている企業ほど、この傾向が強い。
この手の企業の特徴は、離職者が多く、通年で採用活動を行っている。
(※上記理由は、『仕事内容がクソ過ぎて人が長続きしない』『上司がクソ過ぎて人が長続きしない』場合にも多用される。)
少し前までは、人材に余裕がない中小企業にこの傾向が強かったが
近年では人で不足の影響で、大企業でもこの状態に陥っているところもある。
人を育てないクセに「仕事は完璧にやれ」というのだから
そんなところで長く務める人はいないだろう。
3.残業が当たり前だと思っている
社畜の皆さんが大好きな『残業』という自慰行為。
残業は会社への貢献を表していると感じているのであれば、それは違うと断言できる。
そもそもの話しだが、『あなたの代わりはいくらでもいる』んですよ。
それなのに、会社に自分の貴重な時間を提供するなんて、バカらしくないですか?
私は以前、沖縄県の認定している『ワークライフバランス認定企業』に勤めていた経験があるが、そんな企業ですら、残業を美化するような風潮が根強く残っていた。
これを読んでいる方だけでもいいので意識してほしいのは
残業は異常なこと
ということです。
4.作業マニュアルを作らない
まともな企業は独自の作業マニュアルを持っている。
作業手順・注意事項・必要な道具の有無等、基本的なことはコレを読めばわかる。
だが、大抵の企業では口伝えで仕事を教えようとする。
その結果、何かミスをすると、口を揃えて「前に言ったよね?」などと言い始める。
うん…意味がわからない。
精神論では仕事はできない。個人の能力にも違いがある。
だからこそ、中立に考える機会を与えるためにマニュアルが必須だと考えている。
マニュアルでカバーできない部分をOJTを行いながら教える。
これまでの経験上、それが一番効率的で、知識や経験を定着させやすい方法だと言える。
5.まとめ
とりあえず、自分の会社が普通だと思ったら終わり。
それはすでに社畜への入り口に立っている証拠。
常に『おかしい』という視点を持たなくては
いずれ新入社員から「同じ会社の〇〇社畜」なんてTwitterに書かれるぞ。
でわでわ、おしまい🐱